1) Ultra2を64bitモードで動かす
普通にOSを再インストールしたら、「とりあえず32bitで動いとくわ」みたいなメッセージが出てくる。せっかく64bitモードでも動かせるんだから、64bitモードで動かさないと勿体無いオバケが出るよ。
1)-1 まずはFlashPROMイメージをゲット
OpenBootのVersionが古いとダメなので、最新版にアップデートします。最新のFlashPROMイメージはココでダウンロード可能。
http://sunsolve.sun.com/
Ultra2のFlashPROMパッチの番号: 104169-08
ダウンロードしてきたら、アーカイブを解凍してファイルを全部/(ルート)直下にコピーしておきます。
1)-2 Jumperをずらす
J2003のジャンパを"PROM書き込み許可"の状態にしないとアップデートできません。デフォルトは書き込み不許可になっていますんで、電源切って、筐体開けて、ジャンパずらして電源を入れなおします。
1)-3 FlashPROMのアップデート実行
起動中にL1+Aして、okプロンプトにします。で、下記オプションを指定してbootさせます("ok"はプロンプトです)。
ok boot disk0 /flash-update-Ultra2-latest
で、bootすると、途中でいろいろと聞かれるのでリターンキーを押していきます。最後は"sa"→"cont"と入力してアップデート開始。"sa"は全部"yes"の意味。
1)-4 boot.confの書き換え
アップデートが終わったら、boot.confを書き換え。
/platform/sun4u/boot.confをviで開いて、最下行の
#ALLOW_64BIT_KERNEL_ON_UltraSPARC_1_CPU=true
を、コメントを削除して以下のようにします。
ALLOW_64BIT_KERNEL_ON_UltraSPARC_1_CPU=true
あとは書き換えた内容をsaveして、shutdown→ジャンパを元に戻す→筐体を閉じる→起動でめでたく64bitモードで起動します。
2) Ultra2にシリアルコンソールを繋ぐ
Sun マシンは、電源投入時にキーボードを探します。キーボードがプラグ接続されている場合には、サーバはコンソールがキーボードおよびモニタにローカルに接続されているとみなします。サーバはキーボードを検出しなかった場合、コンソールの入力および出力をシリアルポートAにリダイレクトします。
シリアルコンソールとはクロスケーブルで繋ぎます。
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