手術にあたって、2/22(月)に心臓外科の担当医から事前説明を受ける。
- 弁の形成が悪いので今回の手術での根治が難しい
- 黄疸の原因が不明である(血液が高ビリルビンである)
ここで、一番の問題は黄疸の原因が胆道閉鎖なのか、肝炎等のその他の要因によるものなのか不明であるということ。肝臓に何らかなの障害の可能性がある以上、肝臓・腎臓に負担のかかる人工心肺を使った手術はリスクが高すぎで出来ない。しかも、1回の手術で根治の可能性が低いならなおさらである。
しかし、心不全の進行が激しい現状で何もしない訳にはいかない。という訳で、今回は姑息術(肺動脈バウンディング手術)を行うことで肺への負担を減らす、肺高血症に対する対策を行うとのこと。要は、黄疸の原因究明、および根治術の出来る状態へ発育するまでの時間稼ぎをしようということのようです。(今回の手術で併せて肝生検を行うとのこと)
当然、肺高血症への対策にはなるが弁逆流は改善しないので、体の血中酸素濃度が低い「低酸素」の状態になる。見た目の特徴としては、チアノーゼが起こり、皮膚の色が黒くなる。また、低酸素のリスクとして、不整脈や徐脈→心停止に繋がる可能性があるとのこと。何もしない訳にはいかないが、何かをするとリスクが生じるということです。
以上、説明を受けた上で、手術に対する同意書、輸血に対する同意書、血液製剤投与に対する同意書のサインを夫々行った。
年度末の忙しい時期に丸々2日休む(2日で済まないかも)ことの後ろめたさ、手術に対する不安、今回の手術で根治できる訳ではないという中途半端さ、等々…とても気が重い。早くすっきりしたい。
(⇒hatena)
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