先のエントリーの作業時に注文していたブツが届いたので、以前購入したサーモスタットも一緒に大交換大会(1人でも大会)。
エアフィルター
エアフィルターの交換のためには、上の写真の緑矢印のボルト(写真クリックで拡大して見られます)を全部外して、エアフローセンサー(銀色の箱の部分)ごとカバーを外さないといけないです。とっても面倒です。整備性悪いなー、ディーラーさんに頼むと工賃高そうだなー。
ちなみに、右側二本のボルトがなくなっていました。ボルトを受けるネジ穴の部分が割れていたので、前オーナーさんの時の整備で無くしちゃったのではないかと想像。このままでも大丈夫そうなので、とりあえずそのままに。いいのか?
ポーレンフィルター
この辺を参考に。新車時から1回も交換していないんじゃないかと思うくらい汚かったです。新品のフィルタは何故かちょっとだけ大きくて、うまくはまらなかったので、カッターで5mmほど切り落として組み付けました。
ついでに、ウォッシャー液が片方からしか出なくなっていたのも対策。どうやら、ホースを左右分岐しているチェックバルブ(分岐だけじゃなくて逆流しないよう弁としても機能する)が壊れているようです。バラしてみると、中のゴム膜に見事な穴が開いていました。ビニールテープを丸く切ってパッチ当てして誤魔化したら、ちゃんと機能するようになったので、これでよしとします。
ちなみに、作業にあたってはここが参考になります。私は作業後に気付きました。作業前に知っていれば、作業時間もっと少なくてすんだのになぁ…
サーモスタット
本日のメインイベントです。高速を走るとオーバークール気味で、真冬の寒いときにはヒーターの効きが悪くなるくらいでした。とりあえず原因として思いつくサーモスタットを買っておいたのですが、そのまま時間がなくてほったらかしになっていました。これでやっと作業できました。
ちなみに、冷却水には毒性がありますので、上の写真のように、作業時に流れ出る冷却水をビニール袋で受けるようにしてから、作業を行いました(写真はサーモスタット取り外し後)。案外、流れ出る冷却水の量は少なかったです。水抜きしてから作業しなくて良かった。Alfa155はエア抜きが激しく面倒なのです。
上の写真は新旧比較です。写真だとわかりにくいですが、いままで付いていた方は1~2mm程度隙間があり、ちゃんと閉じなくなっていました。オーバークールの原因はこれでビンゴでしょう。
組み付けにあたっては、昔買った液体ガスケットがチューブの中で固まって、使い物にならなくなっていて、慌ててオートバックスまで買いに行ったというトラブル発生。ケミカル類はちゃんと使えるかどうか、作業前にちゃんと確認しておかないといけませんね。
作業後に試運転してみたところ、エンジン始動後の水温上昇が以前よりも素早くなり、90度を越えたあたりでピタリと上昇が止まって安定しました。完璧。不具合の原因予想が的中して、修理で症状が改善できると本当に気持ちいいですね。DIY冥利につきます。
ところで、作業中に何人もの通りすがりの方々から「暑いのに大変ですねー」と声をかけられました。好きでやっているんだけどなー。これで、「イタリア車は手間がかかって大変そう」とか思われたとしたら嫌だなー。最近のイタ車は、そんなに手間かかりませんよー。
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