先週、神奈川県立こども医療センターの慰霊祭に行ってきました。この慰霊祭は、昨年の10月から今年の9月までの1年間にセンターで他界した子供たちの慰霊を行う目的のものです。
慰霊祭に行って知ったのですが、この1年間で同センターだけで約100名の子供たちが息をひきとり、そのうち25名の子供たちは親の同意の上で検死を行っています。つまり、同センターだけでも2週間に1人以上のペースで、原因すら掴めないまま死んでいく子供がいるということです。親達も辛いですが、この現場で働き続ける医師の方々も辛いでしょうね。
龍生もこの25人の中の1人でした。今も龍生の心臓と肝臓と血液が同センターに保存されていると思います。龍生は他界しましたが、このような辛い思いをする人を一人でも減らすことに貢献するという形で、その存在は残っていると思っています。そして、私が死んだときも、私の身体は他の人たちが生きるために活用してください。墓なんて何の役にも立たない記録は要りません。余った骨は海か雪山にでも撒いてやって下さい。
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