2004年2月24日

心不全と多脾症候群

今日、母乳をあげに病院に行ったカミさんから、その際に医師から説明があった内容を電話で伝えてきた。

要点は3項目。


黄疸が出ている
心内膜欠損症の子にはよく出る症状で、問題のないレベルとのこと。特に心配はないということなのだろう。問題は、以降の2点。
心不全が出ている
心不全の症状として、尿が出にくい状態になっているそうだ。このままほっとくと、心肥大等に発展して問題になる。既に離尿剤を使っているが、症状の改善が見られないので、今日からもっと強い離尿剤を使うそうだ。それでも駄目なら、血管拡張剤を使うことになる。そうなると、当分退院が出来ない。そうでなくても、早ければ2週間で退院という線はなくなった。
下大静脈欠損が見られる
前回の説明のときにも「下大静脈欠損の疑いがある」という話はあったが、いよいよ本当に欠損しているという診断が下された。心内膜欠損症と下大静脈欠損の組み合わせで疾患した場合、多碑症候群の合併症としての疾患だということになる。つまり、現在判明している病気以外にも肝門部欠損(肝臓が正常に機能しない)や、房室ブロック(心臓を動かす電気信号を伝える線路に異常がでる→最悪ペースメーカーの装着が必要になる)の可能性が高いということ。これから、CTスキャンや尿検査、レントゲン検査等でそれらの有無を確認するとのこと。ちなみに、心電図にノイズは既に見られるそうだ。


2/17の日記で、「出産前の予想しうる病状の範囲の中で、最も軽い状態」と書きましたが、決してそんなことはなかった。来週は一時退院だと勝手に信じていただけに、余計にショックが大きい。きっと、これから一生こんな風に、良かった悪かったと翻弄され続けることになるのだろう。自分とカミさんの心が持つか心配。

(⇒hatena)

0 件のコメント:

コメントを投稿