2004年2月13日

心内膜床欠損症(完全型)

…というのが、正確な病名らしい。

今日、産婦人科の医師から所見を伝えられました。

お腹の中の子の病名は、「先天性心疾患」というカテゴリー(?)の中の、「心内膜床欠損症(略称"ECD")」というものらしい。当初、中隔欠損症と聞いていたが、欠損しているのは、中隔ではなくて心内膜床なのだそうです。中隔と違い、心内膜床には血液が逆流しないようにする弁があり、その弁も無いという事だから、病状はより深刻だということだ。しかも、「完全型」という事で、手術無しに済むという可能性はないということ。

ちなみに、googleとかで「心内膜床欠損症」で検索して、いろいろと調べてみると、「ダウン症」に代表される先天性の染色体異常が原因の合併症として疾患するパターンがあるという説明が見られる。この点について質問したところ、ダウン症児が心疾患を合併する率が非常に高いが、逆は必ずしも高くなく、どちらかというと心疾患のみの場合が多いとのこと。

現状、遺伝子検査をした訳ではないので(*1)、染色体異常の可能性は低いと見て良さそうとのこと。

とりあえず、次週月曜の小児心臓外科医の所見でまったく違う事を言われる可能性もあるし、結局のところ、生まれてくるまで分からないという事だから、安心できないモヤモヤした気持ちは変わらないのだけど、ちょっとだけ安心材料を貰っての、一時退院となった。


*1: 検査結果が出るまで最短で2週間かかり、結果が出る頃にはとっくに生まれているだろうから、検査する意味がないので。))、希望的観測にすぎないけど、心疾患以外の異常は見られない事からも((ダウン症の場合、心疾患だけでなく他の合併症を複合して併発しているパターンが多いらしい。

(⇒hatena)

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